
コンビニでこのお菓子を見るたびに、ドキッとしてしまう。
こんなネーミング、誰がつけたのであろうか? 何ともアンダーグラウンドな、誤解を受けやすい名前である。
グリコから発売されている、『ガチゴリ』。コンビニの一角を賑わせている、小袋チョコ菓子の一つである。一つ105円と廉価で、ちょこっと食べられるこのシリーズが私は大好きである(洒落ではない)。
構造としては、かなり堅めのプレッツェルにミルクチョコレートがコーティングされているといったものだ。
しかし、このプレッツェルが中々男気溢れるもので、他の菓子の追随を許さないくらいに堅い。おつまみの、チーズプレッツェルと同じくらい堅い。初めて食べる人は、予想外の抵抗にまず驚くであろう。
名は体を表す。まさに、『ガチ』で『ゴリ』である。スラムダンクではない。
でも、この堅さがいい。
前回のプレミアムの時にも言ったが、堅いものを噛む行為は気持ちがいい。堅い物を奥歯でガリガリと噛むことによって、ストレス発散にも繋がる……気がする。
また、周りのチョコレートだけ歯でこそげ取るように食べてみると、このチョコレート、かなり甘めに仕上がっているように感じる。そして、中のプレッツェルはちょっと塩味がきいている。
外は甘い、中はしょっぱいというこのコントラストが効いて、あと引く美味しさになっている。今流行の、『塩~』に通じるところがあるのかもしれない。
いや、ホントに気付くと無くなってるといった感じですよ? 私はパソコンをしながら、運転をしながら食べるのが好きだが、調子に乗って食べているとあっという間に無くなってしまう程だ。コストパフォーマンスは――時間と言う観点から見ると、あまりよろしくないのか?(笑)
惜しむらくは、周りにコーティングしてあるチョコレートの層が、案外薄いことだ。少し歯を食い込ませると、すぐにプレッツェルの層に届いてしまう。途中から、チョコレートを食べているという意識が無くなっていく。
『ガチゴリ チョコレート200%』というのも面白いと思うのだが……。
歯が不自由じゃない人ならば、名前に負けず勇気を出して、一度試して欲しい。男気溢れる美味しさが味わえると思う。
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